約 1,319,179 件
https://w.atwiki.jp/gtav/pages/2195.html
Self Radio Self Radio概要 説明 余談 概要 ジャンル:- 所在地:- 周波数:- 楽曲数:- DJ: Cliff Lane、Andee 説明 PC版のみに収録されているラジオ局。ストーリーモードとGTAオンラインの両方で選局できる。フォルダ(通常はC \Documents\Rockstar Games\GTA V\User Music)にオーディオファイルを追加することでゲーム内で聴けるようになる。詳細 ポーズメニューから3種類の再生スタイルを選ぶことができる。 順番(フォルダ内の楽曲を順番に再生) ランダム(フォルダ内の楽曲をランダムに再生) ラジオ(フォルダ内の楽曲をランダムに再生。楽曲と楽曲の間でDJのトークやCMが流れる) 順番の再生スタイルの場合は「^」キーで次の楽曲トラックに進み、「-」キーで前の楽曲トラックに戻すことができる。 ランダムの再生スタイルの場合は「^」キーでランダムな楽曲トラックに飛ばすことができる。 余談 他のプレイヤーがフォルダに追加した楽曲は聞くことはできない。 他のプレイヤーがSelf Radioに切り替えたとき、フォルダに楽曲を追加しているプレイヤーは自身が追加した楽曲が再生され、フォルダに楽曲を追加していないプレイヤー場合は自動的にLos Santos Rock Radioに切り替わる。 フォルダに追加した楽曲はソーシャルクラブのプロフィールページに公開することはできない。 途中で再生スタイルを変更した場合、選曲基準に反映されるのは次の楽曲の後からとなる模様(*1) ID3タグに対応したフォーマットの場合、曲名とアーティスト名はタグ内に記述されたものが表示される。(*2)(*3) シンボリックリンクに対応している。直接ファイルを置かなくてもシンボリックリンクを置くと再生可能。 再生スタイル「ランダム」「ラジオ」の場合、稀に同じ曲が連続で流れることがある。ランダム選曲対象から前回再生した曲を省く処理が無い? 上へ
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/1366.html
DIO「おい貴様……この数式を解いてみろ」 マゾコルヌ「はい」 ルイズ「(相変わらず偉そうね……口調について突っ込む気も起きないわ)」 DIO「ふむ。正解だ……座ってよし」 モンモン「ちょ、一寸待ってください先生! それ解き方が間違ってます!」 DIO「だが、答えはあっているぞ? 答えさえあっているのなら…… 過程や方法なぞどうでもよかろうなのだァーーーーーーー!!」 モンモン「ちょw おまwwwww」 ジョルノ「真面目にやってください」 DIO「……何ぃッ?」 ジョルノ「自分の決め台詞にどこぞの究極生命体を混ぜる前に、真面目にやれと言っているんですよ」 DIO「よく聞こえなかったが……もう一度言ってみろ息子よ」 ジョルノ「同じ事を二度言うのは嫌いなんですよお父さん」 DIO「…………」 ジョルノ「…………」 DIO「ザ・ワールド!!!!」 ジョルノ「G・E・レクイエム!!!!」 ルイズ「又始めたわねあの親子」 キュルケ「親子喧嘩で授業にならないわねぇ」 タバ茶『ダブル無駄無駄ラッシュ味』出たッ!
https://w.atwiki.jp/shinatuki/pages/248.html
「さあ起きるのだアイスよ…今日も1日頑張るのだぞ」 「……むにゃ、はいDIO様…」 部屋に設置された目覚まし時計から響き渡るDIOの声を聴きヴァニラ・アイスは目を覚ました。 毎日DIOの声で起こされ始まる1日はなんとも心地が良く 穏やかで安心感を覚え元気を与えてくれるのだ。 ついでにこの目覚まし時計はにとりに金を払い DIOの声を盗聴し加工し繋ぎ合わせて作られた特注品だ。 まだ眠気はあるが遅刻をしたら大事なのでDIO型抱き枕から離れると早速着替える。 部屋から出る前に写真立てに写るDIOの写真に口付けをするのは日課である。 今日もDIOは紅魔館へ遊びに行く日でありヴァニラはその護衛として付いていくのである。 「あの小娘共がDIO様に色目を使わぬよう監視せねばならん」 ヴァニラにとってDIOと紅魔館の少女達が親密な関係になっているのが非常に不愉快であり 特にレミリア・スカーレットに対して深い嫉妬を感じている程である。 「今日は負けないわよDIO」 「フフフ、そう簡単に勝てるとは思わない事だ」 紅魔館に来てさっそくゲームで白熱するDIOとレミリア その傍では十六夜咲夜とヴァニラが主を見守る。 (うむ、今回は普通にゲームをしているだけでDIO様に何かふしだらな行為はする様子は無いな) ヴァニラは眼光を光らせしっかりと監視中である。 「ねえヴァニラそんなピリピリしないで紅茶でも飲んだら?」 「……そうだな、有り難く頂こう」 特に今の所は警戒する必要が無いと判断したヴァニラは一息付く事にする。 用意された紅茶のカップに手を付け匂いを嗅ぐと芳醇な香りが花の中に入り込んでくる。 ヴァニラにとって咲夜の淹れる紅茶は紅魔館で唯一評価出来るほど美味である。 香りを楽しみ紅茶を口に付けようとしたその時 ドタドタドタ、バタンッ! 廊下からこちらに走ってくる音が聞こえ扉が開かれた。 「DIO~!あーそーぼー♪」 元気な声が響き渡ると同時にDIOの背中に抱き付く少女がいた。 「ッッッ!?」 ヴァニラの嫉妬心上昇中しギロリと少女を睨み付ける。 その少女の名はフランドール・スカーレット、レミリア・スカーレットの妹である。 (落ち着け!落ち着くのだ私よ、まだキレる時では無い) ヴァニラは必死に自制心を保とうと怒りを耐える。 (とりあえず紅茶を飲んで落ち着こう) 「ね~ね~DIO~、お姉様とばかり遊ばないで私と遊んでよお」 「そうかそうか、ではフランもスマブラで勝負しようか」 「う~ん、私は体を動かす方が好きだから……Hしよ♪」 「ブブウウウゥ!!!」 ヴァニラの口から紅茶が噴水の様に噴射された。 「すまないがフラン、これからレミリアと大事な相談があるので今はあまり激しい行為は控えたんだよ」 「え~、最近お姉様ばかりで全然私と遊んでくれないよね…前はお姉様と三人でHしてたのに…」 「ぐはあッ!」 あまりのショックでヴァニラが血を吐いた! 「くぉの吸血鬼姉妹がァーッ!DIO様にそんな事をしていたのかッ!」 「だって弾幕ごっこよりHの方が激しくて気持ちいいし~」 「私はそんなにしないわよ、運動不足にならないように時々DIOに付き合ってもらってるけど」 「よくもそんなぬけぬけとォーッ!」 「少しは落ち着け、アイスよ」 「ですがしかし……分かりました」 過去にDIOによって頭を冷やされた経験があってか冷静になり引き下がる。 「ねえDIO、最近してなくて体がうずいて寂しいのお、お願い激しくしてえ!」 フランの顔は紅潮し息を荒くし空な目でDIOを見上げる。 「最後に顔にかけたDIOのアレ…驚いたけどとっても濃くて美味しかったから ……今度は私のお口の中で…直接ドピュドピュ出して欲しいのお……」 「おいおいフラン、私のズボンを引っ張らないでくれないか」 「もしかして私みたいなHな娘は嫌いになっちゃったの?」 フランは悲しげな目をDIOに向ける。 「そんな事は無いさフランよ、私にとって君はとても魅力的な娘さ」 「良かった…じゃあ私と」プッツン!ヴァニラの中で何かが切れた。 「いい加減にしろフラン!Hがしたければそこらの人間とヤっていろ!」 「人間じゃ駄目なのぉ…Hしたらすぐ壊れちゃうしDIOみたいにタフな人じゃなきゃつまらないよ…」 (どれだけ精力旺盛なんだこの小娘は…) 「だがDIO様とは「ツマラナイ」…?」 「ツマラナイ…ツマラナイ…人間相手ジャツマラナイクダラナイ ウバイアイコロシアイソウシテ自滅シロ自滅シロ、ツマラナイナラ自滅シロ!」 気がふれているのか目を赤くして何かを叫びながら泣くフラン。 「駄目よフランを泣かしたら、手が付けられないわよ」 「アイスよ…責任をとって私の代わりにフランとHをするのだ」 「え?ヴァニラが私としてくれるの?」 (なん……だと……?私がDIO様以外の奴に貞操を捧げるなど…しかしDIO様の顔に泥を塗るわけには) 「ああ……代わりに私が相手になろう…」 「本当!?嬉しい…それとね」 フランは喜びに目を見開いた! 「HはHでも『HELL』の方だけどねぇぇぇーッ!」 フランの手のひらから次々と繰り出される光弾がヴァニラを埋め尽くす。 「な…なんだとぉぉぉーッ!?」 反射的に体が動き間一髪で回避に成功し光弾が通り過ぎると爆音が鳴り響き壁に穴が開く。 「そう簡単に壊れないでねえーッ!もっともっと楽しませてよォーッ!」 フランは攻撃を止める事無く次々と光弾を撃ち続ける。 「ちぃッ!不意を突かれたが我が亜空間の前では無意味な攻撃よ」 ヴァニラはスタンドの中に入り込み光弾を次々と飲み込む。 「あれ?消え…痛ッ!」ガオン! ヴァニラの姿が消えたと思いきやフランの右足の一部が消滅しバランスを崩す。 「アハ、ハハハハ楽しい…楽しいよー!私に傷を付けられるなんてねえッ!」 「ちょっとフラン、ヤるなら外に出てから…」 「……駄目だ、フランもアイスも話を聞いていないようだ」 「仕方ないわね…咲夜、図書館に行ってパチェの避難をお願い」 「分かりましたお嬢様」 「さてレミリアよ私達も巻き添えを受けぬ内に避難するとしようか」 DIOとレミリアが避難している中、フランとヴァニラの激しい攻防は続く。 「ドッカンドッカンついてーるードッカンドッカンぱーらだいす!」 「糞ッ!手足を削りとっても片っ端から再生するとはッ!」 「五臓六腑がー弾け飛ぶよごーごーHELLだー!」 「歌いながら戦うとは余裕のつもりか?仕方ない紅魔館ごとばらまいてやるッ!」 ガオンガオンガオンガオンガオンガオンガオンーッ!!! 所変わり二人の激しい戦いの衝撃音が響き渡る大図書館では本がパタパタと落ちていた。 「騒がしいわ……レミィ達がまた何かやらかしたわね」 パチュリーは読んでいた本を置きレミリアの元へ様子を見ようと立ち上がる。 「パチュリー様危ない!」 小悪魔の声を聴き上を見上げると瓦礫がパチュリーに向かって崩れ落ちてくる事に気づく。 (詠唱が……間に合わない) 「無性にハッスル!」咲夜の能力によって時の流れを遅くし斬撃によって瓦礫が粉砕される。 「大丈夫ですかパチュリー様?早く避難を」 「ありがとう、助かったわ咲夜」 パチュリー達を救出した時にはヴァニラの念入りな亜空攻撃によって 紅魔館がまるでチーズのように穴だらけになっていた。 「どうだ?これなら流石に消滅した筈…「つーかまーえたー!そおいッ!」 ヴァニラがスタンドから顔を出した途端フランに捕まれ引きずり出される。 「ハアハア……今のは効いたよ……危うく消えかけたん……だから」 フランの下半身が消滅し上半身もあれこれ削られ息が絶え絶えになっている。 「だけど…私の勝ちよ、貴方とは視えてる物が違うんだから」 フランの目が妖しく光ると右手を上げ握り締める。 「ギュッとしてどか~ん!」 「コノメニウッ!?」 それだけの動作によってヴァニラの体内が爆発し吹き飛ぶ。 「理解した?これが物を壊すと言うことよ」「ぐ……まだだ……この程度の攻撃で……倒れる訳には……行かないッ!」 既にヴァニラは戦闘をする程の力は残っていない。 だがその圧倒的な執念のみで立ち上がりフランを見下ろす。 「アハハ!私の能力で壊されたのにまだ動けるんだ~」 (既に下半身が再生仕切ってるだと?ならば今度こそ全身を粉微塵にしてやるッ!) 「ザ・ワールド、時よ止まれッ!」 二人が再び衝突しようとするも気が付けばお互い離れた位置で立っていた。 「やれやれ様子を見てみれば、このままでは本当にどちらかが死んでしまうぞ」 「お互いもう少し加減を覚えるべきね」 いつの間にかヴァニラとフランの間にDIOとレミリアが佇んでいた。 「だって~つい夢中になっちゃったんだもん」 フランは既に傷が完治しすっきりした顔を見せている。 「おいフラン!もしかしてDIO様とHをしたと言うのは……」 「うん!殺し合いをしてたんだよ」 「フランの破壊衝動を発散するには弾幕ごっこより効果的だからDIOに協力してもらったのよ」 (なんと紛らわしい事を……もしかして確信犯なのか?) 「DIOは凄い強くてとっても面白かったよ!お姉様と同時に戦えてたしね」 「いやいや流石に二人がかりでは私もどうしようも無かったよ」 「よく言うわね、貴方はスタンドを使うから実質二対二みたいなものじゃない」 「ではDIO様、フランの顔にかけたのは一体?」 「あれは血の目潰しだよフランの能力を妨害する為に使ったのだよ」 「DIOの血はとっても美味しかったよ~」 (だったら初めに血と言わんかい!フランめ…) 「……それより流石にこれはやり過ぎね」 レミリアは既に半壊状態の紅魔館を見つつDIOに視線を送る。 「私の館を壊した責任取ってもらうんだからね」 「フフフ、お安いご用さ、物なんていつか壊れる物だし直せば済む事だ、それよりも」 DIOが眺めた先にはフランは楽しそうにヴァニラとお話する姿があった。 「DIOだけじゃなくてヴァニラも凄い強かったんだね!」 「フンッ!まあな……」 「ねえヴァニラ、私とお友達にならない?私と本気で遊べるお友達があまりいないからさ……」 寂しそうな目で見つめるフラン、横をちらっと見ると 「構わん、友達になれ」と言わんばかりに見つめるDIOに 「私の妹を悲しませたら許さないわよ」と言わんばかりに見つめるレミリアがいる。 これは断る訳にはいかないだろう、そうヴァニラは判断する。 「ああ、良いだろう友達になろうフラン」 「わあ~い良かったあ!また新しいお友達が増えた~」 「こうやって君の妹が幸せな毎日を送っている事の方が私に取っては良い事なのだよ」 「そう…DIOは私達にとても親切にしてくれて感謝しているわ」 「なに、困った時はお互い様さレミリアよ、そうだ今回頼みたい事があってね」 「私に出来る事なら何でも協力するわよDIO」 「ではこの駄馬なんだが明日のレースで優勝に導く事は出来るか?」 「人間の家畜の運命ごとき操るのは容易い事よ」 「それは助かるよ、ではこれとこれとあとその馬もお願いするよ」 「いいわ全部優勝させれば良いのよね」 「フフフ助かるよ君みたいな親友を持った事をとても誇りに思うよ」 「それは私も同じよ、貴方にお菓子やゲームを毎日提供してくれて助かってるわ」 今回紅魔館はかなりの損傷を受けたがレミリアにとって本心では腹を立ててはいない。 何故ならばそれ以上に大切な物がより多く手に入ったからだ。 フランには新しい友達が出来てレミリアはよりDIOとより親密な関係を得られたのだ。 本当に大切な物は愛や友情や絆なのだと私は思う。 皆も友達は大切にしようね
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/1638.html
【一日目・20時/日本】 【トキ@北斗の拳】 [状態]病人 [装備]不明 [道具]食料一式、その他不明、 [思考]基本 せめて痛みを知らず安らかに死ぬがよい 【ジャギ@北斗の拳 死亡確認】 死因 北斗有情破顔拳 注:この話は、本文が題名に書かれています。
https://w.atwiki.jp/clan_ace/pages/21.html
IRCおよびSPYでの名言集を記載していきましょう 例) dra:skypeでうmホと言い過ぎてコンビニで弁当を温めますかと聞かれて「うmホ」と言ってしまった。 むらさめ:「じゃあBANしとくかぁー!」---IRCに初めて来た人に対しての発言、その後BAN実行。 しおり:「親にも言われたことないのに....。」---しおりの歌への批難についてのコメント。優しい親御さんですね。 志摩子:「ぐぅえっぷ!」---しばしばSKYPeから聞こえてくる志摩子のゲップ。何食ってんだ?w どっこい:「ハマちゃんとスーさんという意味だwww」---まきなすとどっこいの関係についてのコメント。 この発言に対してうけてたのはどっこいだけ。 01 49 (EIKO) らばんが強かったな → 01 50 (Raven___) いちおうレイヴンですww --- 名前を間違われやすいRaven。 21 31 [DIO_sydney] 昨日、同居人に「何かよいエロサイト知らないっすか?」って聞かれたぞ --- 大量にエロ動画をDLする同居人に悩まされるDio。 02 53 [DIO_syd] トラツキーを粛清wwww --- 独裁体制における粛清についての会話中のコメント。ロシア政治に興味のあるDioの発言。このときロシアキャラということでレニーンも現れた。 02 34 [MURASAM__] 関わりたくないなら関わりたくなるような垢やめればいいのにww --- 関わりたく無いといいつつもかまって欲しそうな垢で活動を続ける人達へのむらさめからのコメント。 5/13 AM3 00頃 RENO:「まきなすさんを使うなよ」--- makinasuを通して試合を申し込んだsioriに対してのコメント。筋からいうとmakinasuを勝手に使用しているのはRENOだが、言ってもわからないのでsioriはスルーした。 5/13 AM3 00頃 RENO 「雑魚さめはまだいたのか」--- murasameへ対する言葉。タダの暴言(笑)後にドラクエの呪文の一種ではないかとの説が出た。(ザコサメ=ザメハ系の下位呪文?) 6/09 01 26 (Nyee) 俺なんて議会建てる前に2nd取られて 議会建たなかったね! → 01 27 (Dio)誰にそんなヒドイことやられたんだ?www → 01 29 (Nyee) DIOさんにやられたんですよw → 01 29 (DIO_Sydney) 記憶にないぞwww --- ペルシャ談義において 8/11 PM 11 00頃 ぐっちです! かむすかです! (でぃ)おーちゃんです! 3人合わせてろで~むです! --- ぐっちがカラオケにて「チョコレイト・ディスコ」を歌ったという件に対するレスポンス 8/20 23 47 [DIO_Sydney] 肋骨にヒビいってるぽい 23 47 [O-TEN] 嫁に殴られたのか 23 47 [DIO_Sydney] 嫁に殴られたらそんなもんじゃすまん DIOの日記からの抜粋 なんかPerfumeしか聞かないと思われていることが判明した。 shimako 2009年09月12日 12 50 DIO=Perfumeでいいだろ。 DIO=嫁でもいいぞ。 くわがた 2009年09月14日 21 48 つまり 嫁=Perfumeですね
https://w.atwiki.jp/dbrpalpha/pages/2815.html
武田の逆襲 ¥ 仲間外れ補正はニッコリ0円!! 2022年09月13日12時24分のカオスバトル キャラ名 作者 体力 TYPE LIFE 勝利数 ムスカ 名無し 25 攻撃重視 1 1 マグナム武田 Donald-2nd-R 10 堅守高速 1 0 アリア ツチスナ 15 スピード 1 0 ワッカ O.K 10 能力重視 1 0 第171回C-BR杯がスタートです! 前回優勝したのはムスカです! 果たしてタイトルを防衛できるでしょうか!? アリアの攻撃!(命中率95%/会心率5%) アリア 「もう許さない…はぁぁぁぁぁっ!!」 ムスカに6のダメージをあたえた!! ムスカ 「何をする!?」 残り体力( ムスカ 19 , マグナム武田 10 , アリア 15 , ワッカ 10 ) マグナム武田の攻撃!(命中率73%/会心率5%) マグナム武田 「食らえーぃ!バレルヒット!」 アリアに5のダメージをあたえた!! アリア 「な…何!?」 残り体力( ムスカ 19 , マグナム武田 10 , アリア 10 , ワッカ 10 ) ワッカの攻撃!(命中率74%/会心率6%) ワッカ 「唸れ、ブリッツボール!!」 アリアは素早くかわした。 アリア 「逃げられないわよ!」 残り体力( ムスカ 19 , マグナム武田 10 , アリア 10 , ワッカ 10 ) ムスカの攻撃!(命中率84%/会心率5%) ムスカ 「インドラの矢」 マグナム武田はギリギリかわした。 マグナム武田 「どんな攻撃だろうと、先生には効かぬ!」 残り体力( ムスカ 19 , マグナム武田 10 , アリア 10 , ワッカ 10 ) アリアの攻撃!(命中率95%/会心率10%) アリア 「もう許さない…はぁぁぁぁぁっ!!」 ムスカに8のダメージをあたえた!! ムスカ 「何をする!?」 残り体力( ムスカ 11 , マグナム武田 10 , アリア 10 , ワッカ 10 ) マグナム武田の攻撃!(命中率77%/会心率12%) マグナム武田 「食らえーぃ!バレルヒット!」 アリアは素早くかわした。 アリア 「逃げられないわよ!」 残り体力( ムスカ 11 , マグナム武田 10 , アリア 10 , ワッカ 10 ) ワッカの攻撃!(命中率95%/会心率14%) ワッカ 「唸れ、ブリッツボール!!」 ムスカに11のダメージをあたえた!! 残り体力( ムスカ 0 , マグナム武田 10 , アリア 10 , ワッカ 10 ) ムスカのLIFEは0になった! ムスカは爆散した・・・ 「目がッ!目がああッ!」 アリアの攻撃!(命中率95%/会心率16%) アリア 「もう許さない…はぁぁぁぁぁっ!!」 ワッカに3のダメージをあたえた!! ワッカ 「すげぇ…」 残り体力( マグナム武田 10 , アリア 10 , ワッカ 7 ) マグナム武田の攻撃!(命中率95%/会心率18%) マグナム武田 「食らえーぃ!バレルヒット!」 ワッカに2のダメージをあたえた!! ワッカ 「すげぇ…」 残り体力( マグナム武田 10 , アリア 10 , ワッカ 5 ) ワッカの攻撃!(命中率81%/会心率20%) ワッカ 「唸れ、ブリッツボール!!」 アリアに10のダメージをあたえた!! 残り体力( マグナム武田 10 , アリア 0 , ワッカ 5 ) アリアのLIFEは0になった! アリアは爆散した・・・ 「あたしが…負ける…!?」 マグナム武田の攻撃!(命中率95%/会心率22%) マグナム武田、兆ド級必殺技!!! マグナム武田 「エンゲージチャージ!食らえ、クイックドロー!(ワッカに連射)」 ワッカに32のダメージをあたえた!! 残り体力( マグナム武田 10 , ワッカ -27 ) ワッカのLIFEは0になった! ワッカは爆散した・・・ 「教えはどうなってんだ教えは!!」 K.O. 実況「勝利へと導く最後の攻撃が決まりました!」 勝ち残ったのはマグナム武田です! マグナム武田が見事にC-BR杯を制覇しました! マグナム武田 「はーっはっは!教育一筋!彼女さえ出来る俺様には、必要ないもの!」 (YOU WIN) し ょ う り 勝 ○ 利 バウトリザルト ファイトマネー +124万2500円 バトルボーナス +100万0000円 バトルインカム ランクC 224万2500円 というわけでマッスル...いやマグナム武田C-BR杯初出場初制覇!! また手柄横取りで制覇しました!! 仲間外れ補正も発動!!(敗者全員選手名3文字) マグナムティーチャーもやればできるもんだね~。驚き。 魔理野にも出しますよ~!! P.S. 魔理沙:音撃はしばらくお待ちください。 誕生日にアホキャラ50体目を出したいんです by.Donald-2nd-R(マグナム武田の人) ...では終わらなかった!! 2022年09月13日15時15分のカオスバトル キャラ名 作者 体力 TYPE LIFE 勝利数 マグナム武田 Donald-2nd-R 10 堅守高速 1 1 キルギシア レモン 30 堅守高速 1 0 DIO 名無し住民 30 攻撃重視 1 0 リヴァエール レモン 30 堅守高速 1 0 第172回C-BR杯がスタートです! 前回優勝したのはマグナム武田です! 果たしてタイトルを防衛できるでしょうか!? マグナム武田の攻撃!(命中率90%/会心率5%) マグナム武田 「食らえーぃ!バレルヒット!」 キルギシアに3のダメージをあたえた!! キルギシア 「キルギシアは攻撃をもちこたえた!」 残り体力( マグナム武田 10 , キルギシア 27 , DIO 30 , リヴァエール 30 ) キルギシアの攻撃!(命中率91%/会心率5%) キルギシア 「キルギシアのねんりき!」 マグナム武田に2のダメージをあたえた!! マグナム武田 「公務員を舐めるな!」 残り体力( マグナム武田 8 , キルギシア 27 , DIO 30 , リヴァエール 30 ) リヴァエールの攻撃!(命中率95%/会心率5%) リヴァエール 「えぇーい!やぁっ!」 DIOに5のダメージをあたえた!! DIO 「きさま! 見ているなッ!」 残り体力( マグナム武田 8 , キルギシア 27 , DIO 25 , リヴァエール 30 ) DIOの攻撃!(命中率61%/会心率5%) DIO 「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ――ッ!」 リヴァエールは素早くかわした。 リヴァエール 「無駄無駄ッ!」 残り体力( マグナム武田 8 , キルギシア 27 , DIO 25 , リヴァエール 30 ) マグナム武田の攻撃!(命中率95%/会心率10%) マグナム武田 「食らえーぃ!バレルヒット!」 リヴァエールに3のダメージをあたえた!! リヴァエール 「貧弱貧弱ぅ」 残り体力( マグナム武田 8 , キルギシア 27 , DIO 25 , リヴァエール 27 ) キルギシアの攻撃!(命中率95%/会心率6%) キルギシア 「キルギシアのねんりき!」 DIOに3のダメージをあたえた!! DIO 「きさま! 見ているなッ!」 残り体力( マグナム武田 8 , キルギシア 27 , DIO 22 , リヴァエール 27 ) リヴァエールの攻撃!(命中率95%/会心率7%) リヴァエール 「えぇーい!やぁっ!」 DIOに3のダメージをあたえた!! DIO 「きさま! 見ているなッ!」 残り体力( マグナム武田 8 , キルギシア 27 , DIO 19 , リヴァエール 27 ) DIOの攻撃!(命中率60%/会心率8%) DIO 「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ――ッ!」 キルギシアは素早くかわした。 キルギシア 「キルギシアはこうげきをかわした!」 残り体力( マグナム武田 8 , キルギシア 27 , DIO 19 , リヴァエール 27 ) マグナム武田の攻撃!(命中率95%/会心率18%) マグナム武田 「食らえーぃ!バレルヒット!」 キルギシアに5のダメージをあたえた!! キルギシア 「キルギシアは攻撃をもちこたえた!」 残り体力( マグナム武田 8 , キルギシア 22 , DIO 19 , リヴァエール 27 ) キルギシアの攻撃!(命中率95%/会心率10%) キルギシア 「キルギシアのねんりき!」 マグナム武田に2のダメージをあたえた!! マグナム武田 「公務員を舐めるな!」 残り体力( マグナム武田 6 , キルギシア 22 , DIO 19 , リヴァエール 27 ) リヴァエールの攻撃!(命中率95%/会心率11%) リヴァエール 「えぇーい!やぁっ!」 DIOに3のダメージをあたえた!! DIO 「きさま! 見ているなッ!」 残り体力( マグナム武田 6 , キルギシア 22 , DIO 16 , リヴァエール 27 ) DIOの攻撃!(命中率69%/会心率12%) DIO 「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ――ッ!」 リヴァエールに13のダメージをあたえた!! リヴァエール 「貧弱貧弱ぅ」 残り体力( マグナム武田 6 , キルギシア 22 , DIO 16 , リヴァエール 14 ) マグナム武田の攻撃!(命中率95%/会心率26%) マグナム武田 「食らえーぃ!バレルヒット!」 リヴァエールに3のダメージをあたえた!! リヴァエール 「貧弱貧弱ぅ」 残り体力( マグナム武田 6 , キルギシア 22 , DIO 16 , リヴァエール 11 ) キルギシアの攻撃!(命中率95%/会心率14%) キルギシア 「キルギシアのねんりき!」 リヴァエールに2のダメージをあたえた!! リヴァエール 「貧弱貧弱ぅ」 残り体力( マグナム武田 6 , キルギシア 22 , DIO 16 , リヴァエール 9 ) リヴァエールの攻撃!(命中率95%/会心率28%) リヴァエール 「えぇーい!やぁっ!」 マグナム武田に2のダメージをあたえた!! マグナム武田 「公務員を舐めるな!」 残り体力( マグナム武田 4 , キルギシア 22 , DIO 16 , リヴァエール 9 ) DIOの攻撃!(命中率73%/会心率15%) DIO 「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ――ッ!」 リヴァエールに12のダメージをあたえた!! 残り体力( マグナム武田 4 , キルギシア 22 , DIO 16 , リヴァエール -3 ) リヴァエールのLIFEは0になった! リヴァエール 再起不能(リタイア) リヴァエール 「またねー!」 マグナム武田の攻撃!(命中率95%/会心率45%) マグナム武田、兆ド級必殺技!!! マグナム武田 「エンゲージチャージ!食らえ、クイックドロー!(DIOに連射)」 DIOに33のダメージをあたえた!! 残り体力( マグナム武田 4 , キルギシア 22 , DIO -17 ) DIOのLIFEは0になった! DIOは爆散した・・・ 「このDIOがァァァァァァ~~~~~~ッ!!」 Donald-2nd-R 「てめーの敗因はたった一つだぜ・・・DIO・・・ たった一つの単純な答えだ・・・ 「てめーは俺を怒らせた」」 キルギシアの攻撃!(命中率95%/会心率15%) キルギシア 「キルギシアのねんりき!」 マグナム武田に1のダメージをあたえた!! マグナム武田 「公務員を舐めるな!」 残り体力( マグナム武田 3 , キルギシア 22 ) マグナム武田の攻撃!(命中率95%/会心率45%) マグナム武田、兆ド級必殺技!!! マグナム武田 「エンゲージチャージ!食らえ、クイックドロー!(キルギシアに連射)」 キルギシアに31のダメージをあたえた!! 残り体力( マグナム武田 3 , キルギシア -9 ) キルギシアのLIFEは0になった! キルギシアは爆散した・・・ キルギシア 「キルギシアはたおれた!」 勝ち残ったのはマグナム武田です! マグナム武田がタイトルを初防衛しました! マグナム武田 「はーっはっは!教育一筋!彼女さえ出来る俺様には、必要ないもの!」 なんと、マグナム武田は金文字キラーとなってV2を達成しました!! 時を止める吸血鬼がホル・ホースみたいな奴に倒されるとは、情けないです... 天国に到達してから出直してきな!と言いたい。 ドールポケモンのキルギシア?ポケットモンスターアルタイルの奴ね。 防御を固めても連撃食らえばいつかは崩れる。 マグナム武田も豪勝カイト戦で学んだから。 ちなみに、レモン氏のダブルV逸も何気に立役しています。 by.Donald-2nd-R(マグナム武田の人)
https://w.atwiki.jp/mangaroyale/pages/346.html
大乱戦(中編) ◆1qmjaShGfE そこで、ケンシロウとDIOの二人は同時に同じ方向を向いた。 地下鉄ホームに至る階段、そこから漏れ出す気配、それはあまりに猛々しく、無視するには大きすぎた。 「誰かと思えば、ケンシロウ。貴様だったか」 世紀末覇者、ラオウがゆっくりと階段を降りてきていたのだった。 全身を無数の怪我で覆いながら、尚その闘気はいささかも衰えず、悠然と歩み寄るラオウ。 凍りついたように身動きが取れなくなっているキュルケとジグマールの前を、まるで二人の存在なぞ視界にすら入らないとばかりに無視する。 それを当然と思わせる程、ラオウの闘気とキュルケ、ジグマールの存在感には差があった。 ラオウの動き、一挙手一投足に皆が釘付けとなって目が離せない。 いや、その中でラオウに気圧されず、自らの目的の為に動ける男が居た。 (あの男、確かラオウと言ったな。ケンシロウとは同じ拳を学んだ兄弟であったはず……マズイ、二対一でこの男と同レベルの相手を迎えるのはとてもマズイ!) 状況は不利になってきているが、参加者名簿を入手できた幸運を喜ぶDIO。 ケンシロウを迎え撃つ時は確かに油断したが、この名簿はとても有効だ。 こうして一目みただけでその人間の成り立ちや所有スキルを確認出来るのは、この戦いにおいて、他参加者に対して大きなアドバンテージとなる。 そしてそれ故、その時その場で誰よりも適切な行動を瞬時に選び取る事が出来るのだ。 (ケンシロウはラオウに完全に気を取られている。ならば、行動を起こすのは今しかない) ラオウまではまだ距離がある。後はケンシロウさえ出し抜けばDIOはこの戦闘において最も有益な行動を行えるだろう。 DIOは線路に飛び降りると吸血鬼の足力をフルに活かし、線路沿いに走り出した。 (屈辱ではある、確かにな。だがこのDIOは勝利とプライドを天秤にかけるなぞという愚かしい真似はしない。だからこそ勝つのだ!) ケンシロウ、ラオウはそのDIOの動きを見て、同時に動いた。 「俺が貴様を逃がすと思うか?」 「クズめが。消え失せい!」 ケンシロウは両手を、ラオウは片手をかざし、同時に叫んだ。 『北斗剛掌波!!』 二つの闘気による衝撃波は、その目標付近で合流し、渦を捲いて更に大きく猛り狂う。 その大きさは既にDIOが辿り着いていた地下鉄のトンネル全てを多い尽くす程であった。 漏れ出した破壊力のせいで地下鉄ホーム全体が細かく振動し、溢れ出した烈風はホームの上にあった軽量の物すべてを吹き飛ばす。 余波だけでキュルケもジグマールもバランスを崩して倒れそうになる程の威力。 北斗神拳史上でも稀に見る、いや、唯一と言っていいかもしれない。 二つの北斗剛掌波を掛け合わせ相乗するという、一子相伝の北斗神拳では本来有り得ない光景が、この地下鉄ホームに広がっていた。 (この技、この威力、やはり偽者などではない。本物のラオウか) (ぬう、このラオウと同等の北斗剛掌波を放つだと? ケンシロウめ、いつの間に……) 万全の自信を持って走っていたDIOの背後から凄まじい轟音が響いてくる。 走りながら肩越しに振り向くDIO、そこにはDIOの長い人生の中でもそうそうお目にかかれない光景が広がっていた。 (なんだと!? これは、こんなスタンド攻撃があったのか!? いや、これが奴等の拳法だとでも言うのか!?) あっという間に追いつかれ、荒れ狂う衝撃波がDIOの背中に手を伸ばさんとしたその時、DIOはこの戦い三度目となるザ・ワールドを使用した。 DIOの眼前に、歪みよれきった空気の流れが広がっている。 その威力を試すために片手をゆっくりとそこに挿し入れる。 指先が爪の所まで入ると、その圧力に耐えかねたのか中指、人差し指、薬指の爪がDIOの指から血の糸を引きながら跳ね上がる。 更にその衝撃波はDIOを指ごとその嵐の中へと引きずり込もうとしてきた。 「うおおおぉぉぉ!!」 バキュームのようなそれに逆らい、全力で手を引き抜くDIO。 これは伏せた程度でどうこう出来るシロモノではない。 すぐにザ・ワールドに真下を掘らせるDIO。下は砂利だ、壁を掘るより早く掘り切れるだろう。 人一人分、それを秒単位の僅かな時間で掘る。急がなくては、これの直撃を受けたら再生は絶望的な程の損傷を受けてしまう。 ギリギリ、本当にギリギリで間に合った。 すぐに穿たれた大穴にその身を投じる。 ザ・ワールドが解ける。 DIOの背の上はまるで地獄の釜の底のようで、悲鳴とも絶叫とも取れる轟音が鳴り響く。 ケンシロウ、ラオウ共にDIOの動きを一瞬たりとも見逃したりはしなかった。 だが、北斗剛掌波がDIOにぶち当たる直前、彼の姿が完全に消えうせたのだ。 直後にその衝撃波の影響で削り取られた壁の瓦礫が舞い上がり、周辺の状況を覆い隠してしまう。 このまますぐに決着をつけるつもりだった二人だが、DIOの最後が気になってその動きを止めていた。 そこに、一陣の黒風が走る。 その正体に心当たりの無いケンシロウは眉をひそめ、心当たりのあるラオウは口の端を軽く上げて呟いた。 「奴も来たか。大人しくしておれん奴よ」 辛うじて北斗剛掌波をやり過ごしたDIOは穴から飛び出し、ラオウとケンシロウの二人を睨みつける。 いや、一人多い。 真後ろに、居やがる。 前方に飛びながら振り向き、ザ・ワールドに両腕を防御姿勢で構えさせる。 黒いシャツに同じく黒いズボンの大男は、大きくこちらに飛びかかって来ていた。 「せっかくのパーティーだ! もっと楽しんでけよ!」 男はあらん限りの力を込めてザ・ワールドごとDIOを蹴り飛ばした。 大きくホーム側まで飛ばされるDIO。 すぐに立ち上がるが、受けに使った腕が震えて動きが鈍い。 吸血鬼として、並の人間の感覚など捨て去ったDIOだが、この腕の症状は覚えている。 喰らった蹴りのあまりの威力にこの腕が痺れているのだ。 DIOを蹴り飛ばしたその男、範馬勇次郎は胸をそらし、獲物を見つけた肉食動物の顔でラオウを怒鳴りつけた。 「ラオウ! こんな面白そうな事俺抜きで始めてんじゃねえ! 俺も混ぜろ!」 全身に打ち身打撲裂傷を無数に抱えながら、ラオウ同様この男もそんな様子は微塵も感じさせず、雄々しくそこに立っていた。 ケンシロウはラオウ、DIO、勇次郎の順にそれぞれの様を確認し、全員から殺意と暴虐の匂いを嗅ぎ取って肩を鳴らす。 「探す手間が省けたな。そこの黒シャツ男も含め、全員まとめて片付けてやろう」 ラオウは闘気を練り、拳を握ってその力が衰えていない事を確認する。 「拳王に歯向かう愚か者ばかりか。良かろう、全て粉砕し残る者への見せしめとしてくれるわ」 勇次郎は体の震えをとめる事が出来ない。歓喜がその全身を貫く。 「よりどりみどりじゃねえか……クックック……ハーッハッハッハッハッハ!!」 DIOは線路からホームに飛び上がり、体の再生具合を確認し、三人を嘗めるように見回す。 「フン、低い知能を筋量で補うような奴ばかりよくも集まったものだ。いいだろう、そんなに戦いたくばこのDIOが帝王の戦いを教えてやる」 人外の修羅場からハルマゲドン会場へと進化した地下鉄駅構内に、キュルケは泣き出したくなるのを堪えながらジグマールに問う。 「わ、私達ケンの援護した方がいいかしら?」 返事は無い。 「ジグマール?」 彼が居たはずの場所には誰も居なくなっている。 きょろきょろと見回しても彼の姿は見えない。すぐにキュルケは彼がどうしたかに思い至った。 「アイツ逃げたわねー!」 当然の対応だ。百人居たら百五十人が同じ事をする(百人が逃げ、その内の五十人は逃げた先からも更に逃げ出すの意)自信がある。 彼がこの場に居たのなら、そんな返事を返していたかもしれなかった。 真っ先に動いたのは勇次郎だ。 線路から大きく天井に向かって飛び、天井を蹴ると上からケンシロウを狙う。 ケンシロウは最初の飛び蹴りを右手を立ててあっさり受け止める。 次の回し蹴りを、ケンシロウは手首を勇次郎の足首に当てるようにして止める。 勇次郎の空中蹴りはまだ終わらない。 続く連蹴りで合計五発を蹴りこむも、ケンシロウはその全てを危なげなく受けきってみせる。 即座に反撃の拳を打ち込むケンシロウであったが、その拳が勇次郎に触れた瞬間、勇次郎の体全体が大きく反転し、カウンターでケンシロウを蹴り飛ばした。 「北斗神拳か、いいかげんその技にも慣れてきたぜ」 頭部を蹴り飛ばされ後退するケンシロウ。 「北斗神拳を知っている? 貴様、まさかラオウと……」 「てめえの動きも悪くねえ。北斗神拳の使い手ってなみんなこうか?」 ケンシロウの腕の動きが変わり、その手が天に輝く北斗七星を描き出す。 「北斗神拳は一子相伝、ラオウの拳は俺が封じる。貴様の邪拳もまた同じ運命だ」 「やってみな拳法オタクが!」 「おおおおおおおおおおぉぉ!!」 「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄アァァ!!」 ラオウとDIOのザ・ワールドは正面から殴り合う。 ケンシロウとはまた一味違った分厚く重厚な拳は、一撃ごとにその衝撃がザ・ワールドの腕に重く積み重なっていく。 しかしザ・ワールドもまた最強と謳われたスタンドの一つ。近距離戦においてパワーとスピードで簡単に後れを取る事は無い。 (やはり拳のみでの勝負は僅かに不利。だが、このDIOはそんな事に拘った戦いはしない) DIOは両の目を大きく見開く。 それは予備動作であり、石柱をも両断する必殺の武器。 体内にて圧縮した体液を目から放ち、標的を貫く。 (これは体内のエネルギーを大きく消費する、よりエネルギー効率の良いスタンドのある今、使う機会など無いと思っていたがな) DIOの眼球が割れ、そこから体液が高圧で噴出される。 さながら水のカッターのようなそれを、ザ・ワールドとの戦いで身動きが取れなくなっているラオウへと放つ。 不意打ちは完璧であった。 拳王として幾度もの戦いを乗り越えてきたラオウとて、目から何かを放つ男などに出会った事などあろうはずもない。 だが、ラオウはDIOの動きだけを見て動いてはいない。 その隠しようもない殺気は、必殺の一撃を放つタイミングをラオウへと伝えていた。 大きく上半身を捻ってその一撃を外しながら、ラオウは回し蹴りでザ・ワールドをガードごと吹き飛ばす。 「奇怪な技を使う。だがこの拳王には通用せぬわ」 「人を超えた技、そう言え。貴様もこのDIOに忠誠を誓うのならその技授けてやらん事も無いぞ」 ケンシロウはまだ秘孔が通じにくくなっている事を知らない。 だからこそ闘気にて相手の秘孔を貫く北斗神拳奥義、天破活殺の為、天破の構えを取ったのだ。 DIOはバケモノと認識している為に例外と考えているのだ。まあそれ自体は間違いではないのだが。 この構えにて闘気を充分に練り、回避不能な速度で闘気を放つのが北斗神拳奥義、天破活殺。 だが、勇次郎は既に闘気を放つ技を何度かその身に受けているため、その感覚、闘気が膨れ上がる様を感じ取れるようになっていた。 ケンシロウの奇妙な構えとそれが一致し、勇次郎は即座に攻撃に出るべしとの結論を得る。 不用意とも思える突撃を敢行する勇次郎。 ケンシロウは闘気を練りながらこれを迎撃する。 これを喰らってはまずい、その事が勇次郎の脳内にあったため、勇次郎はまだケンシロウに披露していないアレを使う事にした。 背中の筋肉が彼独特の形に盛り上がり、準備は整った。 次の瞬間、ケンシロウの体は大きく宙を舞っていた。 防御不能、回避不可能なありえない速度と重さを持つ拳の一撃。 空中で体勢を立て直す事もままならず、ケンシロウは地面に叩きつけられる。 勇次郎の追撃を警戒して痛む体を押して立ち上がったケンシロウは、その視界の隅に奴を見つけた。 DIOはザ・ワールドの使用を極力控えたいと考えていた。 ケンシロウとやりあっていた時とは違う。ここには他に倒すべき強敵がまだ居るのだ。 こいつらの狂った身体能力とその技は、もしザ・ワールドの秘密が知れればそれに対処するだけの余地があるからだ。 だが、それだけでこの場を凌ぎきる事は難しい。 極力使用を抑え、最も効果的な場所で用いる。 時間をかける事も出来ない。こいつらを自由にしては何時こちらが追い詰められるかわからないからだ。 やはり、こいつら同士で勝手にやり合わせるのが最適解である。 DIOはしゃがみこんでその下準備を整える。 相変わらずザ・ワールドとラオウはやりあっているが、幸い大きくその状態が崩れる前に準備は整いそうだ。 (勝利は常に知恵者が得る物。ただやみくもに蛮勇を振るう貴様では永遠にこのDIOは倒せん!) ザ・ワールドは拳一辺倒の攻撃から急に蹴りを織り交ぜる。 ラオウはその程度では全く動じる事無く片腕を上げてそれを受け止めた。 そのラオウの足元が、摩擦係数が、何時の間にか変わっていた事に気付かずに。 「ぬっ!?」 急に踏ん張りが利かなくなった為、ラオウの足が大きく滑り、ザ・ワールドの側面からの回し蹴りによってその体が宙を舞う。 DIOは気化冷凍法により、ラオウの周りの床を凍らせ滑りやすくしていたのだ。 そして飛ばされたラオウの行く先には、同じく勇次郎に蹴り飛ばされたケンシロウが居た。 (この二人は同門、ならば二人がかりでこのDIOか勇次郎という男を狙うが得策と考える) 危険はあるが、DIOはこの策に充分な勝算を持って臨んでいた。 (勇次郎の方に行けば良し。こちらに来た時はその時こそ勝機。ザ・ワールドにて二人まとめて始末してくれる) 既にDIOはこの三秒という短い制限時間内に彼等を殺しきる秘策を考えついていた。 ラオウは空中で伸身宙返りを見せ、悠然と着地する。 その際、立ち上がったばかりのケンシロウと目が合い、その標的を変えて大地を蹴る。 「ケンシロウ!」 同じ事を考えていたらしいケンシロウもラオウに向かって大きく飛び上がる。 「ラオウ!」 空中高く飛び上がった二人は、すれ違いざま一瞬の勝負に賭ける。 両者の蹴りが交錯する。 華麗に着地したケンシロウの右肩が大きく裂ける。 足の関節を僅かも曲げずに音も無く着地するラオウの左肩も同様に裂けた。 「腕は落ちていないようだなラオウ」 「ぬぬぬ、以前のケンシロウとはまるで別人。何が奴をここまで……」 大きく距離が開いた二人。 そこに勇次郎がラオウへと走り込んでくる。 「人の獲物に手出ししてんじゃねえ!」 片腕となるも、その勢いは全く衰えを見せないラッシュでラオウを追い込む。 (虎は傷ついてからが本物とは良く言ったものだ。つくづく人間らしからぬ男だ、こやつは) DIOは目論見が外れた事に不快感を覚えながらケンシロウを睨む。 (ケンシロウとラオウは敵同士だったか。こうなったら、確実に一人づつ消していくしかないな) 無造作に近づいてくるように見えて一部の隙すら無いケンシロウ。 この男とは決して同じ土俵で勝負してはいけない。 だから、DIOはこちらも同じように無造作に近づいていってやる。 (このDIOの謎、まだ貴様には解けていまい!) ケンシロウは踏み込んでくるDIOを見るなり、遠間から構えを取って足を止める。 今までと違うやり方であったが、DIOの狙いはただ一点。ならば迷わず一直線にそれを目指すが上策と、その歩みを止めないDIO。 ケンシロウは明らかに届かないと思われる距離で、その腕を振り上げた。 ケンシロウの前に突如生じた見えない刃はコンクリートの床を弾きながらDIOへと目掛けて飛んでくる。 地を這うようなその刃を、DIOはザ・ワールドの両腕を交差させて受ける事で胴体への直撃を避ける。 受けた部位が血を吹き裂ける。 (くそっ! さっきの衝撃波の応用か! だが、連発出来ないのであれば……) そんなDIOの予想をあざ笑うかのように、ケンシロウは腕を何度も何度も振り上げる。 襲い来る衝撃波にDIOはたまらず真横へと飛ぶ。 ケンシロウはそんなDIOを追うように次から次へと衝撃波を放つ。 (近づかせない気か!? こいつ、まさか我がスタンドの秘密に気付いているのか?) 右に左にその衝撃波をかわすが、それでも避けきれずに腕に、足に大きく裂傷が走る。 (いや、気付いているのならさっきのように姿を隠して一撃で屠る手を考えるはず。奴は、単に近づかれたら危険と思っているだけだ) この判断はあながち間違いでもない。DIOのザ・ワールドが止めていられる時間に制限がある以上、一息で移動しきれない距離を空けるのはむしろ常道である。 避けた拍子に水飲み場にザ・ワールドが突っ込み、それを粉々に砕いてしまう。 栓を失った水流が噴出し、辺りに飛び散り広がる。 このままではじり貧である。ケンシロウの肉体相手では遠距離からの攻撃も効果的ではないだろう。 だが、DIOはそれを突破する策を既に講じていたのだ。 ケンシロウは自らの周囲の床の変化に気付いた。 水飲み場から噴出した水が床を覆っていたのだが、それが凍りついている。 「これは……お前の力か?」 DIOは足元から気化冷却法を用いて床に広がる水を凍らせていたのだ。 「予言してやろうケンシロウ。次に気付いた時には……」 ぴっとケンシロウに向けて指を指す。 「お前はもう死んでいる」 大きく後ろにジャンプして距離を取った後、猛然とケンシロウに向けて駆け出すDIO。 ケンシロウはDIOが必殺の間合いに入るなり攻撃するべく、両腕を構える。 そしてその腕を振り上げんとしたその時、DIOのザ・ワールドが発動した。 DIOは氷の床の直前で床がへこむ程力強く蹴り出し、氷の上を滑って移動する。 滑りながら氷の床を蹴り、加速していくDIO。 ケンシロウに辿り着くまでに三回氷の床を蹴る。移動速度は走り寄る時の倍以上だ。 「ハーハハハハ! これで貴様の取った間合いは無意味! そして今度はその肉体の限界を突く!」 ザ・ワールドはケンシロウに向けて拳を振り上げる。その拳は、人差し指と中指を立てていた。 「眼球! 頭蓋骨! そして脳は鍛えられんよなケンシロウオォォォ!」 ケンシロウの両の目に向けて、ザ・ワールドは人差し指と中指を突き入れる。 ゆっくりとケンシロウの目にザ・ワールドの指が突き刺さっていく。 眼球が圧力にひしゃげ、遂にその限界を迎えると中の物をぶちまけながら破裂する。 指は、更にその奥まで進む。 眼球であったものを張り付かせた指のすぐ先は眼底だ。 その壁一枚を突き破ればもうそこは脳である。 これに僅かでも傷がつけば、DIOの勝利となる。 そこで、DIOは違和感を覚える。 ザ・ワールドが解ける直前の感覚がDIOを包んだのだ。 (何イイイィィィ! まだ三秒どころか二秒にも達していないハズ!!) すぐにその理由であるスタンドパワーの不足に思い至る。DIOはザ・ワールド以外にその力を使いすぎたのだ。 ケンシロウは時間が動くなりこちらが何をするよりも早く行動を起こしてくる。 とても信じられない反応速度だが、これは事実だ。そこから目を背けるような負け犬じみた真似を、DIOはしない。 残った腕でザ・ワールドを防御させる。いつケンシロウに攻撃されてもいいように。 ケンシロウが北斗神拳奥義水影心により学んだ、南斗紅鶴拳、伝衝裂波を用いてDIOを薙ぎ払わんとすると、いきなり両目から光が失せ、既にDIOの気配が目の前にあると知った。 考えるより先に体が動く。 北斗神拳究極奥義、無想転生が発動した。 眼球深くまで突き込まれていたDIOの指先は、その先にある眼底に辿り着く事なく振りぬかれる。 そして防御の為構えていたザ・ワールドの腕をすりぬけ、ケンシロウの拳がザ・ワールドの胸部ど真ん中に炸裂した。 下が凍っていたせいか、DIOは思いのほか遠くまで殴り飛ばされる。 北斗神拳究極奥義、無想転生。 何人もこれを用いるケンシロウに触れる事は適わず、そしてどのような手段であろうとこれを使うケンシロウの攻撃を妨げる事は出来ない。 唯一、これを破れるのは時の世界にその身をおかぬ者。DIOと承太郎のみ。 なればこそ、このケンシロウから両の目を奪うという真似が出来たのだが、時間制限の為、それ以外に全く隙の見出せないケンシロウの命を奪うまでには至らなかった。 お互い極めて不本意な形でこの激突を終える。 どちらも驚愕から立ち直るのにしばしの時を要した。 ラオウも勇次郎も、床が氷で覆われた事で、一度その動きを止める。 お互い存分に手合わせした後である、手の内も読める事から、そうそう決定打を放つ事が出来ずに居る中で、不意に床が氷に包まれたのだ。 その不可思議な現象に、それをやったと思われる二人の闘いへと自然目が移る。 そして、そのおかげで決定的瞬間を見る事が出来たのだ。 距離を開けての事であるから、すぐ側で見ている二人よりも正確に起こった出来事を把握していた。 いや、二人共がそれでも尚、何が起こったのかわからなかったのである。 二人の猛者が注視する中、忽然とその姿を消し去り、ケンシロウの前に姿を現したDIO。 そして完全にそれに虚を突かれながら、ありえないタイミングでその攻撃をかわし、なおかつ反撃してみせたケンシロウ。 ラオウは信じられない思いで一つの可能性に思い至った。 「……北斗神拳究極奥義、無想転生。馬鹿な、ケンシロウが身につけているなど……」 ラオウの心に激情が吹き上がる。 ラオウですら辿り着けなかった高みにケンシロウが居るなど、断じて認められぬ。 勇次郎の相手をしている場合ではない、それを確かめねば収まらない。 ラオウは完全にその相手をケンシロウへと絞っていた。 アイツ、あの逃げ出そうとしていた腰抜けは一体何をやった? あの技、自分に仕掛けられたなら返せるか? 目をくれてやればいい? 馬鹿な、そのまま頭蓋骨までぶち抜かれて終わりだ。 どうやって倒す? あの男が反応する暇すら与えず、こちらの姿を視認する事すら許さず、ブチ殺す。 攻撃する余裕なぞ与えん、考える時間なぞくれてやらん、気が付いたら死んでいろ。 範馬勇次郎はあの男、DIOへの攻撃手段を決め、それを実行に移す事にした。 自分がもし喰らっていたら死んでいた。そんな想像を僅かでもさせたあの男をこの手で殺してやる。 DIOは自らのパワーダウンに狼狽する。 (ここまで来てこのザマか!? ケンシロウめ、なんたる悪運!) しかもどうやらタイムリミットらしい。ここで決着を着けられなかった事に不満はあれど、決断すべき時を見誤ったりはしない。 プアーン そんな音と共に上りの列車が近づいて来た事が全員に知れる。 「命拾いしたなケンシロウ。ラオウ、ユージローとやらも……」 そこまでしか口に出来なかった。 微かに見えた黒い疾風が後ろに回りこんで来たのに気付いたから。 ザ・ワールドを展開して攻撃を防ぐ。 かつての配下タルカス辺りが全力でハンマーを叩き込んできたらこんな感じだろう。 吹っ飛ばされながらそんな事を考えるDIO。 追撃を行ってくるであろうその黒い影、おそらく勇次郎であろう、に対するため体勢を立て直すDIOだったが、その勇次郎の姿が見当たらない。 こいつらは確実にDIOのザ・ワールド対策を心得てきている。 しかも、現状ではスタンドパワーが足りず止めていられる時間はほんの一秒程、下手をするとそれすら難しいかもしれないのだ。 ザ・ワールドのパワーとスピードに頼って乗り切るしかない。 そんなDIOの心中を知ってか知らずか、勇次郎はDIOの死角を選んで攻撃をしては移動し、そしてまた死角からの攻撃を繰り返してくる。 こちらは向きを変えて受けるだけ、そのはずなのに勇次郎の姿を完全にその目に捉える事が出来ない。 全身を使って移動する勇次郎のスピードはザ・ワールドのそれを上回っており、DIOは防戦一方に追い込まれる。 ここでも、DIOは一つの策を用意していた。 タイミングさえ合えば必殺の一撃となる、そして今その機は満ちた。 暴れまわる勇次郎から逃れるように大きくジャンプし、ホームの端へと向かうDIO。 前を向いて飛んでいるDIOの正面に勇次郎が来る可能性は低い。 その代わり後ろからの攻撃に対してはほぼ無防備。 DIOが着地し、振り向くタイミングに合わせてその後ろに回りこもうと画策したとしても、DIOの飛んだ先に向かって移動しなければならない。 そう、ザ・ワールドの背中に気化冷却法の氷で貼り付けたスタングレネードに向かってだ。 ホーム中に爆音と閃光が轟く。 直後、DIOは動いた。 振り向いたその先には、勇次郎が目を両腕で覆いながらこちらに飛んできている様が見える。 「ザ・ワールド!」 目潰しからの脳破壊はこの状態では使えない、時間が足り無すぎる。だがその必要は無い。 ザ・ワールドが振りかぶっている足を振り切り、勇次郎を真横に蹴飛ばしてやれば、それだけでカタが着くのだから。 ザ・ワールドに蹴り飛ばされた勇次郎はその位置を大きくずらし、ちょうど停車しようとして速度を落としていた電車の正面に押し出された。 そして、時は動き出す。 衝突音が一つ。その後、電車は完全に停車し、ドアを開く。 DIOはホームの奥でスターングレネードを物ともせずやりあっているケンシロウとラオウに向かって手を上げる。 無論向こうは気付いていない。 「では失礼しよう。せいぜい肉体労働者同士で潰しあってるがいい」 自分のデイバックを拾い、ゆったりと電車に乗り込んだDIOは、座席に腰掛け、発車する電車に揺られてS7駅を去っていくのだった。 半ば寝て移動したとはいえ、自分が移動してきた電車だ、ならば地下を通っての移動だろう。 この電車はS6行きなので、確実に次のS3駅で降りる必要はあるが、それさえミスしなければ安泰だ。 流石にケンシロウ、ラオウ、勇次郎の三人と戦うのは骨が折れた。 大きく息を吐き、背もたれによりかかる。 地下を走る地下鉄は当然その音がトンネル内を反響し、電車内であっても結構な騒音を拾ってしまう。 だが、その騒音から一つだけ、明らかに異質な音をDIOの耳は聞き取った。 「何?」 金属を引き裂いたように響く金切り音。 電車が線路をこすってあげる音と良く似ていたので危うく聞き逃す所であったが、その音は、他の音と比べて明らかに音が大きすぎた。 特にそれ以外の音は聞こえてこないので、気のせいかと思い聞き流す事にする。 また聞こえた。 今度は擦った様な音。それも金属でない何かをこすったような音。 この種の音は、今まで聞こえてこなかったはず。 自分が電車に入って来た時を思い出す、そう、あの時似たような音がしたはずだ。 自動で扉が開き、閉まる音。 DIOは隣の車両へと繋がる扉に目を向けた。 その扉が、引き手もついているので違うかもしれないが、もしその扉が自動扉だったとしたら? もう一度入り口の扉を見る。 そちらの扉にも、引き手はついている。 (待て、落ち着け。そんなに気になるのなら確認してみればいいではないか。そう、その扉が自動なのか否か、そして、その音がさっき聞こえた音と同じかどうか) 立ち上がりかけたDIOは、はっとしてその行動を止める。 あの扉の開閉音は、見た感じからしてそんなに大きい音ではないと予測される。 なら、その音が今聞こえたというのはどういう事だ? その先に何者か、そうあの駅から乗り込んだ、もしくは以前から乗っていた何者かが居たとしたら? 自らの存在を不用意に知らせるだけではないのか? コツ、コツ、コツ…… (これは! 足音!? 確かにこれは何者かが歩く音!) その相手がケンシロウ、ラオウ、勇次郎であった場合、事態は最悪となる。 今の状態で戦闘になっては、敗北を覚悟しなければならない。ザ・ワールドは最早有効と呼べる程の時間を止める事は適わないだろう。 そうでなければどうという事はないのだが、どうしても疑惑が晴れない。 ケンシロウ、ラオウは確かに乗り込まなかったのを確認している。 ならば、残るは勇次郎。奴が跳ね飛ばされながらもこの電車に乗り込んでいたとしたら? 時間は残り少ない。ここは先頭車両だ、その先への扉もあるが、そこは行き止まりであるし何よりその扉を開くためには通路の真ん中に出なくてはならない。 こちらに向かってくる何者かに見つからずにそれを行う事は不可能だ。 窓、ダメだこの窓は開くようには出来ていない。 では入り口を開けば? ダメだ。その音で気付かれる。ザ・ワールドでドアを開き、そしてそのドアを閉じて外に出るまでの時を止める事も出来るが、間に合うかどうかは微妙な所だ。 電車に跳ね飛ばされても平気な勇次郎が相手では、もしここに居る事がバレた瞬間、あの素早さで瞬く間に追い詰められてしまうだろう。 (考えろDIO! この程度切り抜けられないようでジョースターを滅するなど出来ようはずがない! 私ならば出来るはずだ!) 範馬勇次郎はあの男と決着を着けるべく電車に乗り込んでいた。 電車に跳ね飛ばされる直前、体を捻って正面ではなく電車の端をかすめるようにぶつかってダメージを軽減した。 そのせいで大きく下り線側のホームの中ほどまで飛ばされてしまい、DIOの姿を見失ってしまった。 下り線側ホームには女が一人居るだけ。ならばと電車の上を飛び越えて上り線ホーム側に向かう。 そこではケンシロウとラオウが戦っているのみ。 奴は電車に乗ったのか? それとも階段を昇って上へと逃れたか? どちらか悩んでいる間に電車の扉が閉まり、発車をしてしまう。 勇次郎が居るのは電車の中ほどの位置、走り出す電車の中をホームから順に確認していくもDIOの姿は見えず。 遂に最後の車両が来る。勇次郎は決断を迫られた。 最後の最後で電車の一番後ろに飛びついたのは、何か確たる証拠あっての事ではない。完全に勘だ。 走る電車に足で張り付きながら、パンチ一発で扉をひん曲げ、そこから電車に乗り込んだ。 ちょうどここは最後尾。ここから先頭車両まで見ていけば奴が乗っているかどうかはすぐわかる。 勇次郎は先頭車両へと歩き出した。 一両目駄目、二両目駄目、三両目…… 次は先頭車両、これと車掌室を確認したらそれで終わりだ。 「けっ、なんでぇ外れかよ。俺の勘も大した事ねえなぁ」 ぼやきながら先頭車両に入る勇次郎。 扉を開き車両内を見渡す。 そこには、誰も居ない。 可能性は低いが、確認の為に車掌室も覗く。鍵を粉砕して中に入るが、そこにも人の気配は無い。 ふと、電車の入り口が気になった。 ドアの最下端についているゴム同士、そこに隙間がある。 何故気になったのかわからない。そもそもその隙間は他のドアもそうであるかもしれないのだ。 他のドアに比べて大きい隙間かどうかなど覚えていない。 ドアに歩み寄った勇次郎は、そのドアを力任せに開く。 地下鉄トンネルの騒々しい音が車両内に響き渡る。 これでは、もし誰かが開けたとしてもすぐに気付いたであろう。 そのぐらいの轟音であるが、どうせここまでやったのだ。最後まで確認するかと片手でドアレールの上端を掴み、懸垂の要領で電車の上を見てみる。 何処にも人影は無い。 次に、電車の下に張り付いているかを確認する。 やはりそこにも誰も居ない。 車両内に戻ると、拗ねたような顔になる勇次郎。 「やってらんねえな、クソッ。繁華街近くじゃロクな奴に会えなかったし、あんな所戻ってもしょうがねえか」 そのまま開いた扉から飛び降りる勇次郎。 今更向こうの駅に戻っても、ケンシロウとラオウの決着は着いてると思われるので、勇次郎はのんびりと地下鉄の線路を歩いて戻る事にした。 勇次郎が電車を去った後、通風孔から音が聞こえた。 直径30センチ程のひん曲がった蓋がしてあるそこに、良く見ると、その奥から人の手が伸びている。 その手が中指で蓋を弾く。音を立てて落ちる蓋。 今度はその手が右に左に動き出す。それは猫じゃらしが子供の手から逃げ出そうとする動作に似ていた。 手が少しづつ通風孔から姿を現す。いや、それは手だけではなく、腕、肘、と続いている。 そこからは早い。一気に全てが通風孔から転がり落ちる。 細長くなってはいるがそれには、腕、頭部、胴体、足と人として必要な部位は全て揃っていた。 それが少しづつ太くなっていくと、段々とそれが何者であったのかわかってくる。 苦しそうに息を吐くそれの正体はDIOであった。 DIOはザ・ワールドで時を止め、通風孔の蓋をこじ開け、座席のシートをひっぺがして中にバックを入れ、閉じる。 これで大きな物音は聞こえない。そして勇次郎がドアを開く前に通風孔の中に自らの体を細く変形させて侵入し、通風孔に中から蓋をしたのだ。 変形はただ自分の骨をへし折るだけだから楽だが、その再生に大きく力を使ってしまったDIOは荒い息を漏らしながら隣の車両へ行き、椅子に深く腰掛ける。 先頭車両の騒々しさはここまでは届かない。ぐったりと座席にもたれかかるDIO。 早急な血液の補充は最早必須となってきた。 「全くもって骨の折れる事だ。バキよ、頼りにしているぞ」 後編
https://w.atwiki.jp/space_escalator/pages/35.html
開発環境 開発環境 GNURadio 基礎 Pythonサンプルコード benchmark_tx.py benchmark_rx.py gr_scrambler_bb test_cdma_tx.py test_cdma_rx.py C++サンプルコード howto_interp_scrambler_cc howto_interp_gscrambler_cc gr_pn_correlator_ccの調査 howto_decim_gdescrambler_cc howto_correlation_sink_c howto_signal_adder_cc 課題と検討 拡散について USRP2の設定 RRCフィルタについて チップ同期について 符号 実はCDMAできてなかった!?急いでデバッグ! gmskについて bpskの実現に向けて USRP2送信波形の歪み USRP210 オシロスコープ ついに1対1のCDMAが動いた。。 そして終焉へ。。 参考 通信システムのディジタル変調 入門
https://w.atwiki.jp/fate_overheaven/pages/135.html
見滝原の公園近くの寂れたホテルの一室で、ある男が目覚める。 しかしそれは目を覚ますなどという生温いものではなく、飛び起きると言った方がいいような目覚めであったが。 飛び起きた余波で、既に使い古されてボロボロになったベッドは今にも壊れそうにギシギシと音をたてて軋む。 男はその端正な顔立ちを恐怖心に歪め、顔中から汗を噴き出している。息も絶え絶えだ。 中途半端に突き出した左腕はまるで、『何か』から逃がれようとしているかのようである。 そんな異様ともいえる寝起きを披露した彼だったが、異様なのはそれだけではない。 有り体に言ってしまえば、彼が着用している服。 普通、寝起きと言えば、パジャマを想像するのが常だろう。 しかし、彼が着ているのはパジャマどころか普段着としても着用しないようなウェスタンファッションなのである。 100人の人間がいたとして、92人は彼のことを徹底したコスプレイヤーか何かだと認識するだろう(そして残りの8人は脳ミソの代わりにクソが詰め込まれている異常者だ、と考えるだろう)。 しかし彼が所有している衣装はあいにくこれだけなので仕方がない。 『夕陽のガンマン』に出てくるクリント・イーストウッドを彷彿とさせる西部劇さながらのカウボーイ風の服を纏った彼の名はホル・ホース。 『幽波絞』と呼ばれる精神エネルギーを持つ凄腕の殺し屋だ。 彼は備え付けのサイドテーブルから煙草のケースを掴み、その中の一本を咥え、未だ恐怖に震える指でライターの火をつける。 (チクショオーッ、またあの夢だぜ) ここ数日、彼は毎晩のように悪夢に悩まされていた――尤も、そのおかげで彼は記憶を取り戻し、『聖杯戦争』への切符を手に入れたのだが。 彼の心は――邪悪の化身に支配されていた。 『何か……用か?』 『それで…といったのはおまえのことだよ、ホル・ホース』 『情報連絡員なら誰にでもできるぞ』 『2度も失敗して…逃げ帰って来たな…』 『殺して来てくれよ。わたしのために』 『さもなくばわたしがおまえを殺すぞ!』 『本当にオレを撃とうとしているのか?』 ホル・ホースは過去に2度もジョースター一行を仕留め損ねていたのだ。 そして3度目もまた、失敗した。 ならば待ち受けている運命が「死」のみであることは『トト神』を見るまでもなく確実だ。 実際、DIOからもそういった旨のことを告げられていた。 このままおめおめと退院後にDIOの元へと戻れるはずもない。 いや、既にホル・ホースを始末すべく刺客が放たれているかもしれない――そんなことを考えていたのだが。 (ラッキーだったぜ。前にDIOの館からくすねておいた宝石のおかげで一時的にでもヤツから逃れてこれたんだからなッ! おまけに、なんでも願いを叶えてくれる願望器だと! こいつぁついてるぜ!) 聖杯をDIOに捧げれば――いや、聖杯の力でDIOや配下どもを亡き者にしてしまえば。 命の危険はなくなるし、財宝だって総取りだ。 だが、それには熾烈な争いを勝ち抜かねばならない。他の参加者を蹴落とし、『奪う者』にならねば。 もはやホル・ホースからは恐怖は消えていた。 汗が引き、呼吸の乱れも消え、その瞳には『覚悟』が宿っていた。 「DIO! おれはあの時てめーに屈服させられ跪いちまった。呪うぜ……精神的に屈した自分をな! だがな、魂だけは死んでも売り渡さねぇ! 2度とあの時のみじめなホル・ホースには絶対に戻らないッ!」 (な~んて啖呵切ったが、あいつで大丈夫なのかねぇ) 『一番よりNo.2』を人生哲学とするホル・ホースにとって誰とコンビを組むかは死活問題だった。 そういう意味では相方をあてがってくれる聖杯戦争のシステムはありがたいものだったのだが――召喚されてきたサーヴァントが問題だった。 ステータスを確認しようにも、靄がかかったようになって見えないのだ。 しかもそのサーヴァントは、ホル・ホースが尊敬している女――それも年端のいかぬ少女だった。 (召喚した時に魔法少女だとか言ってたからキャスターってやつなんだろうが……相方の能力を知らないってのはやりにくいぜーッ ファンタジーやメルヘンみてーにどジャアあああ~~~ンって感じにお菓子の家でも出せんのかッ! そもそもあんなお嬢ちゃんを戦わせていいのかよーッ) (あれ? そういえばそのキャスターはどこ行きやがったんだ?) ホル・ホースが慌てたように自身のサーヴァントを探そうとしたその瞬間――― 「――ぴたり」 「ッ!」 彼の首筋に、わざわざ横を向かなくても確認できるような重厚感のある刃物が突きつけられた。 凄腕の暗殺者であるホル・ホースに気配を悟られずに背後に回り込むのは人間離れした芸当――ならばサーヴァント。 このままではあとコンマ数秒もしないうちに彼の頭は斬り落とされるであろう。 そこで問題だ! 首に刃物を当てられているこの絶望的状況、どうかわすか? 3択――ひとつだけ選びなさい 答え① ハンサムのホル・ホースは突如反撃のアイデアがひらめく 答え② キャスターが来て助けてくれる 答え③ かわせない。現実は非情である。 (おれが○をつけたいのは答え②だが期待はできない……あのトボケたようなキャスターがここぞとばかりにジャジャーンと登場して「まってました!」と間一髪助けてくれるってわけにはいかねーぜ。やはり答え①……自分でなんとかするしかねーぜ) 瞬時にそう判断した彼はサイドテーブルを蹴り上げた。 そして相手が気をとられている隙に座ったままの体勢でベッドから転がり落ちる。 「武器を持ってないと思って甘く見たなッ! あんさんの負けだッ!」 煙草を吐き捨てながら右手を上げる。 メギャン! するとホル・ホースの掌にどこからともなくリボルバー式の拳銃が現れる。 これこそが彼のスタンド『皇帝』。この至近距離であれば彼の独壇場。寸分違わず相手の眉間に風穴を開けるだろう。 ―――が、彼の『皇帝』が火を噴くことはなかった。 彼は攻撃しなかった――否、攻撃できなかったのである。 「ゆらーりぃ……あなたマスターですよね?そのひだ」 喋るのに疲れたらしく、そこで言葉を切って休憩する。 「りての令……なんだっけ……? ゆらり…ええっと……左ってどっちだっけ……? あれ? あたしって誰だっけ? ああ、西条玉藻ちゃんでした」 その銃口の向かう先にいた、脳内のネジが2,3どころかすべて抜け落ちてそうな少女は―――紛れもなく彼のサーヴァントだった。 「にゃあにいいいい~~~~~ッ!?」 「えーっと。そう。あなたはあたしとあたしのマスターが聖杯を獲るのに邪魔です。だから――」 自分で「じゃきーん」と擬音を口にしながら両手に携えた刃物を胸の前で交差させる。 「ズタズタの八つ裂きにしちゃいます。えへへ」 「ま、待てよ、キャスターのお嬢ちゃん! おれだ! ホル・ホースだ! お嬢ちゃんのマスターだッ!」 「? あたしのマスターは子お……いえ、それは生前の話でした………生前……あたし死んだんですか? まあいいや、それであなたがあたしのマスターなんでしたっけ」 「ああ、そうだよ!」 「じゃあ刺しちゃいけないですねー……ゆらりぃ……それなら誰を殺せばいいんですかね……えっと、手近なところでまず自分から……」 言いかけて慌てて首を横に振る。 「ダメダメ、自分は刺しちゃいけないってちゃんとあたし学びました。『馬の面に屁を浴びせると鬼が笑う』です……」 そんな自身のサーヴァントの様子を見て、ホル・ホースはハットを目深に被りため息をつく。 「……」 (おいおい、こいつ大丈夫なのかあ~~~ッ!! しょ、正気の沙汰じゃあねーーーーこっ、この女!) ホル・ホースがハットの下から訝しむような視線を送っていると、彼女は「えへへ」と照れたような笑みを浮かべる。 凝視していて気がついたのだが、どうも彼女の姿を明瞭に捉えることができない。 この間合いで、しかも弱々しいライトスタンドだとはいえ、光源だってきちんとあるのに。 まるで膜が張っているかの如く、その姿は曖昧だ。 (そういえば、さっきだってまるで気配を感じられなかった……このおれの背後をああも容易く……) ひょっとしたらこのサーヴァントはスゴいやつなんじゃねーのか。 そう考えると、自然に闘志にますます火がついて熱くなってくる。 どんどんと熱さは増していく。 ホル・ホースの中で燃えたぎる闘志は――― 「いや、ちがうッ! これは! ベッドが燃えているんだッ! アチぃっ! キャスター、さっさと逃げるぞ! さもないとおれたちまで……」 先程ホル・ホースが吐き捨てた煙草が出火の原因だったが、そんなことはお構いもなしに逃げようとする。 そんな彼を尻目に、「ゆらり」と呟いて燃え盛るベッドの足を掴む者がいた。 「おいっ! おめー自殺願望か!? 何やってんだよ、キャスター!」 「火事は怖いですからねー。『地震はおやじの元』って言葉知らないんですか?」 彼女はその細腕のどこにそんな力があるのか、ベッドを持ち上げると、そのまま――投げた。 窓の外に。 幸い、ホテルのすぐ裏は公園の池なので二次災害はなさそうだが。 (迅速な火元の排除、冷静な判断力……間違いない、コイツは“アタリ”だッ! これなら聖杯を獲ってDIOの野郎どもを始末できるッ!) 「おれたちは無敵だッ! タマモとこのホル・ホースは無敵のコンビだぜーっ!!」 ―――――このとき、ホル・ホースは不幸にも2つの読み違いをしていた。 1つは、彼のサーヴァントである西条玉藻はキャスターなどではなく、文字通りのバーサーカー、狂戦士であること。 これについては、彼女が初対面のときに「魔法少女、西条玉藻ちゃん、です……」と言ってしまったのに加え、後に図書館で玉藻前という妖狐の記述を見つけてしまったのが原因なのだが。 2つ目は――この戦争の舞台にDIOがいるということだ。 【真名】 西条玉藻@クビツリハイスクール 【クラス】 バーサーカー 【属性】 混沌・中庸 【パラメーター】 筋力:B+ 耐久:D 敏捷:A+ 魔力:E 幸運:E 宝具:C 【クラススキル】 狂化:EX 読んで字の如く狂戦士。 一応コミュニケーションはとれるが、意思の疎通はほぼ不可能。 全てのパラメーターをアップさせる。 【保有スキル】 澄百合学園:A 表の顔は天下に名だたるお嬢様学校。 しかし、その実態は傭兵育成機関。 自らのステータスを隠蔽し、筋力と敏捷のステータスに補正を得られる。 殺戮技巧(道具):C 使用する道具の「対人」ダメージ値のプラス補正をかける。 戦闘続行:B 瀕死の傷でも意識を失わない限り戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。 【宝具】 『闇突』 ランク:C 種別:対人宝具(自身) レンジ:― 最大捕捉:― 常時発動型宝具。 霞のように捉えられない彼女の通り名にして存在そのもの。 Bランク相当の気配遮断とAランク相当の精神汚染を得られる。 さらに彼女が戦いに「病み付き」になったときに、筋力に補正を得る。 【Weapon】 大振ナイフ2つを逆手持ちで装備している。 右手にエリミネイター・00。 左手にグリフォン・ハードカスタム。 【人物背景】 全国に支部を持つ澄百合学園の生え抜きの1年生。 期待のルーキーとして『クビツリハイスクール』に登場するも、気絶している間に糸で首を切断されて死亡。 その強烈なキャラクター性故か、主人公の戯言遣いの記憶に色濃く焼き付いたようで、度々回想されている。 その後、スピンオフ作品の『零崎軋識の人間ノック』では花も恥じらう初等部時代の彼女が描かれている。 【サーヴァントとしての願い】 ゆらぁーりぃ……聖杯獲ったら子荻先輩喜びますかねぇー 【マスター】 ホル・ホース@ジョジョの奇妙な冒険 第3部 スターダストクルセイダース 【weapon】 『皇帝』 【破壊力:B スピード:B 持続力:C 射程距離:B 精密動作性:E 成長性:E】 拳銃の形をしたスタンド。 撃ち出される弾丸もスタンドであるため、弾道を自在にコントロールしたり瞬時に消したりできる。 弾数はスタンドパワーの続く限り無限でリロードも必要なし。 【能力・技能】 スタンド使い:傍に現れ立つ精神エネルギー『スタンド』を使う者。 スタンド使いはひかれ合う。 【人物背景】 DIOがジョースター一行に差し向けたスタンド使いの1人。 No.2をモットーとしており、スタンド使いには珍しく他人に能力を隠さずにコンビを組む。 初登場時には、J・ガイルとのコンビでアヴドゥルを一時再起不能にするものの、花京院とポルナレフの2人によってJ・ガイルが殺されたために逃亡した。 2度めの登場では、味方のはずのエンヤ婆に逆恨みされてポルナレフ共々殺されそうになるが、なんとか生還。ジープを奪って退却した。 その後は伝令係めいたことをしていたものの、DIOに咎められる。その際、DIOを暗殺しようとするが、能力の片鱗をみせられ失敗。 物語の終盤で、同じく相方を失ったボインゴと無理矢理ではあるがコンビを組んで承太郎たちのもとへ姿を現した。 ブスだろうが美人だろうが女を尊敬しているらしく、嘘はつくが殴りはしないと豪語していた。 外伝小説の『OVER HEAVEN』ではDIOから、その善にも悪にも属さない飄々とした性格をもって、個人的な好みとして捨てがたいと評されている。 【参戦時期】 ボインゴとのコンビが敗れ、入院している最中。 【マスターとしての願い】 聖杯を獲り、その力でDIOとその配下どもを斃して粛正から逃れる。DIOの財宝もすべて頂く。
https://w.atwiki.jp/jojoson/pages/719.html
“最強”なんて そんなこと わかっています! 「行くぞ! このDIOについてこい! かならず承太郎たち を倒し、DIOの世界を つくるのだ!!」 無駄無駄 「DIO様」たち やってくる うるさい声が近づいてくる オラオラ 「承太郎」たち やってくる すぐにも DIOの世界 始まる ちぐはぐな部下でいいもん 仲間にしちゃお 失敗もあたりまえだよね ヴァニラたちを 許してあげなさい 邪魔しないでね 邪魔しないで 世界制服 子どもにはわかんない ステキ セカイ セイフク! “オラオラ”なんて そんなこと 言っちゃダメです ジョースターを倒せ DIOの世界のために! D・I・O・D・I・O king go go king「DIO様」LOVE 原曲【苺ましまろOP「いちごコンプリート」】 元動画URL【http //www.nicovideo.jp/watch/sm3142013】